尾道「通称ガウディハウス」の再生プロジェクトを応援

祖父母の家がある尾道には、小さな頃から事あるごとに訪れていました。じいちゃん家があって、いとこと遊ぶのが楽しかったという思い出ばかりで、街に対して特別な思い入れはありませんでした。

大人になって街を歩いて見ると、こんな面白い街だったのかと発見ばかりです。と同時に路地を抜けて坂道を上がると目立ってくる空き家の多さにも気づくことになります。

そんな尾道の課題に真正面から向き合うのが、今日紹介したいNPO法人「尾道空き家再生プロジェクト」の活動です。2007年に活動を開始し、これまでに約100件!の空き家再生に携わってきたとの事でした。100件という数に驚くとともに、それ以上の数の空き家が存在することにショックを受けました。築年数が古い建物ばかりで、今再生の流れをつくる事で、この町並みを持続可能な状態にすることができます。とても重要な活動です。

尾道空き家再生プロジェクト
http://www.onomichisaisei.com/about.php

CAMP FIREでガウディハウスの再生を応援

JR尾道駅の北口を出てしばらく進むと、ただならぬオーラの建物が見えてきます。それが通称「ガウディハウス」と呼ばれる民家です。坂の上にへばりつくように建ち、すごい存在感でこちらを見下ろして来ます。尾道空き家再生プロジェクトが10年来再生を手がける建物です。



再生完了まであと一歩ということで、CAMPFIREで支援の募集が出ているのを見つけました。尾道に縁がある者の一人として、今まで何も出来ていなかった罪ほろぼしと、プロジェクトの成功を祈って支援させてもらいました。

CAMP FIRE ガウディハウスプロジェクトのページ

https://camp-fire.jp/projects/view/131688
1口5,000円から支援が可能で、リターンとして再生までの軌跡がまとまった冊子が用意されています。

この建物がシンボルとなって、人を呼び寄せ、町並みが「残る」というより、新陳代謝によって尾道らしくあり続けられるように、小さな支援ですが自分にもできることを模索していきたいと思います。

2013年撮影のガウディハウス
再建途中の姿です
尾道空き家再生プロジェクトが手がけた
ゲストハウス「あなごのねどこ」
あなごのねどこの文字通り細長い廊下を進んだ先に
すてきな中庭があります
「梟の館」
千光寺に向かう途中にあるカフェです
銭湯跡がカフェ&雑貨屋に「ゆーゆー」
※尾道空き家再生プロジェクトとは別

訪れて楽しい場所が、住んでも心地よい街であることは自分が想像するよりも大変なことだと感じました。外からみて面白がるだけではなく、当事者として自分にできることを少しづつやって行きたいと思います。

この記事を見ていいなと思った方がいたらぜひご支援をお願いします!

CAMP FIRE ガウディハウスプロジェクトのページ

https://camp-fire.jp/projects/view/131688
1口5,000円から支援が可能で、リターンとして再生までの軌跡がまとまった冊子が用意されています。