WEBデザインだけでなく、もの作りという観点で、手段は限定せずにいろいろ作っていきたいと思っています。
最近作ったのがこれ。自分で手法を編み出したと思っているのですがwアクリル板を染色して絵を描いてみました。その方法を簡単に解説しますと。
1:アクリル版を用意します
2:シールを好みの形に切り抜きます
3:アクリル板に貼ります
4:樹脂用の特殊塗料を上からぶっかけます
5:熱湯を上からぶっかけます
6:しばらくしてシールをはがすとあら不思議!
シールの部分に色が着かずに,アクリル板にシルエットを写す事ができました。この手法をいろいろと組み合わせて作ったのが、写真の絵です。
このやり方は偶然思いつきました。東急ハンズをぶらぶらしていると変な塗料が目に入ったんです。
説明書を読んでみると、ふむふむ「高温でアクリルに定着ね」ふむふむ。何か面白い事ができそうだと思って即買い。いろいろと試行錯誤をして,前述したような手法にたどり着きました。多分、シルスクリーンの手法や、日本の版画の作り方に似ていると思います。(写真は大阪化成品株式会社の樹脂塗料SDNです)
物事を深く掘り下げると、思わぬ発見がある。その瞬間が結構好きだったりします。自分がイメージした通りにできるのも快感だけれども、偶然の産物によってイメージ以上の物ができたときに大きな喜びを感じます。
それを誰かに「いいね!」と言ってもらえた日にはもう、悶絶ものです。偶然を大切にする。その変化を見逃さずおもしろがる。もの作りでも、仕事においても大切にして行きたいなという教訓でした。