いろいろな所で「いいね!」と言ってきたアーティストがいます。せっかく自分でサイトを始めたので、もちろん紹介したいと思います。
池田学 – MANABU IKEDA
※MIZUMAアートギャラリー所属(以下経歴は、MIZUMAアートギャラリーのサイトより)
- 1973 佐賀県多久市生まれ
- 1998 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業
- 2000 東京芸術大学大学院修士課程修了
- 2011 文化庁芸術家在外研修員としてバンクーバー滞在
これ、ペン画なんです。いろんな色のペンを使って少しずつ少しずつ描いていくそうです。その事にまず驚きなのですが、もっと驚くべきはその書き込みの緻密さ。最近、東京新美術館で実物を見る機会があったりました。近くで見てみてみると、ミリ単位の中に大きな世界がある事が分かります。(人が住んでいたり、鉄道が通っていたり、水道管が網の目のように巡っていたり・・・)これぐらいの規模の作品になると,制作に1年以上かかるとの事でした。こういう作品を見ると、「やっぱり芸術家はすごいな!」とつくづく思います。
・非日常
僕が、いいなと思う作品の共通点は非日常だと最近思うようになりました。見る側の想像を様々に刺激してくれるからです。アートでしか成立し得ない世界観を持った作品が大好きです。そういう物に芸術としての価値を感じます。
・細部の作り込み
非日常と合わせて、細部の作り込み、緻密さも僕は必要だと思っています。緻密さが加わる事で、非日常な世界観にリアリティが加わり、作品を見る側が、より作品に入り込む事ができるのだと思います。山口晃さんの作品も、僕の好きなタイプのアーティストです。
途方もない、非日常世界を現実と近づける芸術家の技術と書き込み。全体は細部から出来ているという事をまさに絵に描いた作品です。機会があれば是非見に行ってみてください。実物を見てほしいですが、本屋に行けば画集があると思います!