遊休化している自治体の土地や建物を借りれる・買える仕組み
公共不動産データベースのまとめ
・民間企業と自治体を不動産でつなぐ情報プラットフォーム
・自治体の遊休不動産が見える化
・借りれる物件、買える物件が一覧で表示
・民間企業が活用を検討しやすい情報網羅性、検索性
・会員資格は、非会員・一般会員・特別会員の3種類
・特別会員は有料で、ダイレクトに自治体へ提案や働きかけが可能
こちらのサイトは、個人ではなく民間企業向けです。今まで企業個別にリサーチや働きかけが必要だった、自治体が保有する不動産の情報が一覧化されています。全国でどこに何の活用可能な不動産があるのか?を検索する事ができます。また、一般向けの不動産サイトのように、物件詳細状況がフォーマット化されており、同じ基準で比較検討しやすくなっているのがポイント。おそらく企業が個別に情報を集めるとなると、自治体毎に管理されている情報の種類や粒度がバラバラで、収集と整理に膨大な時間を要する事が想定されます。情報を集めて、均質化し、検索性を高めて一覧化する。シンプルなようでいて、この分野においては非常に価値が高い事だと感じました。
公共不動産データベースに掲載されている物件を見るとシンプルにワクワクします。廃校や、使われていない保養所、職員住宅や、中には旧県庁まで。活用の仕方によっては大化けするポテンシャルを秘めた物件ばかりだと感じました。新しい場所に新しい建物を建てるばかりではなく、こういった地域に親しまれてきた不動産の魅力をいかに最大化するか?人口現象が確定している日本においては、重要な考え方です。
WEB https://db.realpublicestate.jp
物件数 200件以 ※全物件の閲覧には会員登録が必要
エリア 全国
用途 自治体が保有する公共施設の賃貸、売買
運営元 公共R不動産
※2021/07時点。最新の情報はWEBサイトをご確認ください。