「空き家活用」周辺環境に関する調査(随時更新)

連日、「ADDress」や「カリアゲJAPAN」など、空き家を活用したビジネスを取り上げてみて、空き家を取り巻く環境に少しずつ変化が起こっていると感じました。活用や再生の動きが活性化してきています。

日本の課題である空き家問題をビジネスチャンスと捉え、様々なアプローチで空き家と向き合うサービスが誕生しています。その全体像を自分なりに把握したくて以下のようにまとめました。まだまだ情報が不足しているので、継続して収集し最終的には、カオスマップのようなものが作れればと思います。
※カオスマップとは業界地図のようなものです
※参考:https://www.slideshare.net/tkawaja/luma-display-ad-tech-landscape-2010-1231

空き家周辺環境の整理

空き家を所有するオーナー、そして空き家の周辺住民や空き家を探している人など、関係者を取り巻く環境をどのように分類できるか。

集めた情報を元に、以下のように整理してみました。

「空き家」関連サービスのカテゴライズ

<オーナーサイド>
・空き家管理、メンテナンス、巡回
・空き家整理、清掃、不用品回収
・空き家活用コンサルティング
・相続、法律相談

<ビジネスサイド>
・空き家活用施設、活用サービス
・活用資金収集、クラウドファウンディング
・空き家活用担い手育成プログラム
・地方自治体による公共利用目的支援

<ユーザーサイド>
・空き家情報提供、事例紹介

「空き家」と様々なキーワードを掛け合わせて検索した所、上記のような分類が出来ました。「空き家」と言っても様々なアプローチがあることに驚きました。

現状、空き家の増加が著しいためオーナーサイドの課題が大きいように感じます。一方で、「人口減少」の側面だけで見ると需要は減る一方なので、ビジネスサイドでいかに付加価値を付け市場に提供できるかが重要になります。

「オーナーよし」「地域住民よし」「使い手よし」のwin-winの心地よい関係性をいかに構築するか。情報収集を通して引き続きアイデアを具体化して行こうと思います。